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揚げ物調理、気を付けないと爆発することも
揚げ物調理といえば、以下のものが考えられます。
- 素揚げ
- フライ
- 天ぷら
一般家庭では、このような調理を行うことが多いのではないでしょうか。とはいっても、揚げ調理はいろいろな面で難易度が高いと感じやすいので、なかなか着手しない人もいます。中でも注意したいのが、食材の爆発です。揚げ調理を行った際、どのようなものが爆発しやすいのでしょうか。
揚げ物をするとき『爆発する可能性があるもの』5選
揚げ調理を行うときに爆発する恐れがあるものは、以下の通りです。
1.コロッケ
揚げ調理で爆発するものといえば、コロッケを連想する人が多いのではないでしょうか。種類を問わず、コロッケはどうしても爆発する恐れがあります。
爆発するかもしれないと身構えておけば、少し距離を取るなどの対処方法と心構えがあるものの、それがないまま調理しているとけがをするかもしれません。
2.ドーナツ
ドーナツなどの揚げ菓子も、爆発する可能性があります。砂糖とベーキングパウダーが入っていないものや不足している状態のものを揚げ調理すると、グルテン膜ができます。こうなると、食材から発生した水蒸気や炭酸ガスを発散できないので、内側に熱などがこもり爆発してしまうのです。
3.イカやタコなどの魚介類
イカやタコなどの魚介類を揚げ調理すると、フライや天ぷらなどの調理方法の違いがあれど、爆発する可能性があります。特にイカは、表面を薄い皮でおおわれているため、熱が逃げる隙間がなく爆発しやすいです。
4.シシトウ
シシトウは素揚げや天ぷらとして楽しむ人が多い食材ですが、やはり爆発しやすいです。素焼きでも爆発する恐れがあるので、調理するときは注意すべき食材といえます。小さなナスを調理する際、丸ごと使用するとシシトウと同じように爆発しやすいです。
シシトウとナスは表面に膜があるので、こもった熱が放出できず爆発しやすい傾向があります。
5.冷凍の揚げ調理専用食材
冷凍の揚げ調理専用食材も、爆発しやすいです。揚げるだけの状態なので非常に便利ですが、衣の表面に氷が付着していることが多い傾向。そのため、熱い油の中に入れるとバチバチと油が跳ねやすく、大きな氷が付着していると爆発することがあります。
食材の爆発を未然に防ぐ方法
食材の爆発を防ぐためには、以下の方法を取りましょう。
- コロッケを手作りする際、具材の余分な水分をしっかりと飛ばす
- 均一に衣をつける
- いきなり高い温度の油に食材を入れない
- 表面に皮がついているものは、切り込みや穴など開ける
冷凍の食材を揚げるときは、低い温度で揚げ始めると爆発や油跳ねが少なくなります。低温の油に食材を入れると調理そのものには時間がかかり、食材を触ると衣が剥げやすいので、ある程度火が通るまでは触らないよう注意しましょう。
まとめ
揚げ調理を行う場合は、食材の特徴を適切に把握しましょう。爆発防止のための対策をしっかりと行い、安全に揚げ調理を行って料理の出来栄えをアップさせてくださいね。